離乳食を始めて食生活のリズムを作る

離乳食を始めて食生活のリズムを作る

離乳食をスタートさせる意義として挙げられるのが、食事と生活のリズムが作れる点です。最初の頃は泣いたら母乳を飲ませていたのが、1日に15回から10回といったように徐々に間隔が長くなっていきます。そして生後5ヶ月頃になったら、一般的には離乳食へと移行していくタイミングであるとされています。丁度この頃が、母乳以外の食品の消化能力が向上する時期だからです。 起床のタイミングと食事の時間を一定にすることで、光と食に対する刺激が連動して脳に伝達されます。これにより本来の身体の動きを助け、スムーズにするための準備ができます。すなわち赤ちゃんに食と生活のリズムが備わる、そのための準備という訳です。光と連動させるためにも起床時間までは、カーテンなどで光を遮っておき6〜7時など毎日同じ時間に光の刺激と同時に食事を与えるように習慣づけましょう。昼寝の時間は16時までと区切りをつけたり、昼間の食事のタイミングは泣いた時ではなく時間の間隔も目安にするなど周期を意識することが大切です。

子育て生活の負担が軽減される離乳食のメリット

赤ちゃんの健康を守るために、食べるものに気を使う親は多く、市販の離乳食ばかりでよいのか不安を持つ方もいます。しかし、夫婦共働きのご家庭など、日常生活で時間がない時に手作りを中心にした料理を作り続けるのは難しいです。使われている食材がしっかりと明記されている離乳食もあるため、中身が分かり安心して子供に与えることができます。栄養バランスが良いことも魅力ですし、手作りでは栄養を補いにくい面がある場合、足りない栄養を補う意味でも市販のものを使うと非常に便利です。手作りは、同じ物ばかり作ってしまう事もあるため、栄養バランスが偏りがちです。市販の離乳食は、メニューが豊富なので様々なごはんを食べさせることができ、特に喜んでくれるご飯が何かを知る良いきっかけとなります。温めてすぐに食べさせることができるなど、手作りとは違ってすぐにご飯の準備ができるため、子育てをする生活の負担が軽減されるメリットがあります。